2段階エディット法

2段階エディット法

2つの別のチームに分かれて1つの対象プログラムに対してテストを行い、共通バグの発見率から全体の総エラー数を推定する手法を2段階エディット法といいます。

まず、総エラー数のうちグループA,Bのバグ検出確率"P(A)","P(B)"は、

P(A)=NA/N …(1)
P(B)=NB/N …(2)

と定義することができ、そこからP(A),P(B)が共に発生する"P(AB)"を、

P(AB)=
P(A)×P(B)=NAB/N …(3)

と導くことができます。

(3)の式に(1)と(2)を代入すると、

(NA/N)×(NB/N)=NAB/N
(NA×NB)/N2=NAB/N

この式を次のように変形すると、

(NA×NB)/N2=NAB/N
NA×NB=NAB×N
N=NA×NB/NAB

2段階エディット法の公式である「エ」が得られます。

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